社長の音楽ブログ~ドラム編⑤~
今回はいよいよシンバルのお話しに入ります。
シンバルメーカーもたくさんある中
私が愛用しているのは
パイステ(PAiSTe)・ジルジャン(Zildjian)・マイネル(MEINL)
この3社のシンバルをジャンルや楽曲によって使い分けています。
パイステ(PAiSTe)
ジルジャン(Zildjian)
ジャズ用小口径ドラムセットに使用している
マイネル(MEINL)
スイスのシンバルメーカーのパイステ(PAiSTe)
日本ではジルジャン(Zildjian)・セビアン(SABIAN)と共に、三大有名メーカーと称されています。
エストニア人の両親を持つロシア人のトーマス・パイステによって1901年ロシアで創業し1917年にロシア革命の影響でエストニアに移転。トーマスの息子ミヒケル・パイステの代になってから第二次世界大戦が勃発するとポーランドへ再移転、
1945年終戦を迎えると今度はドイツへ移転。さらに1957年に
スイスへ移転し現在のPAiSTe社となる。
パイステは現在最高級ラインであるTraditionals・Dark Energyから高級ラインとして認識されプロにも使用者が多いSignature、
同社でもっとも著名で愛される『2002』シリーズ、廉価版ながら評価の高い『Alpha』シリーズなど豊富な種類のシンバルを
販売している。かつては、スタンブル、スィミルナ、ランバ、フォーミュラ602、サウンドクリエイション、101、404、505、1000、2000、3000、イノヴェーションズ、ディメンジョンズ、カラーシンバル、など非常に様々な個性を持つシリーズが販売されていた。特に、フォーミュラ602とサウンドクリエイションはジャズ系に非常に人気が高く、現在新品はほとんどなく非常に高額で取引されている。(フォーミュラ602は2011年に復刻。)フォーミュラ602は1960年に、サウンドクリエイションは1970年代、2002は同じく1970年代に発売された。パイステを代表する2002シリーズの名前の由来は、1970年代に「未来的なサウンド」ということから西暦2000年代に通用するサウンドを予測して付けられた。その予想は見事に的中し、2002シリーズは21世紀の現在、世界的に不動の地位を確立したシンバルである。
また「silver mellow」「full crash」「クリスタルクラッシュ」「ノヴォチャイナ」など、他社にないデザインやシンバルの名称も特徴的である。値段は総じて他社より高めに設定されている。
トルコ共和国イスタンブール市にも有名なイスタンブール(istanbuL)というシンバルメーカーがあり、社長はこのイスタンブールのシンバルが数枚(とはいえハイハットとかRideとかCrashとか………)欲しいらしく、トルコに買い付けに行きたいと申しておりますがいったい何枚買うつもりなのでしょう?
社長の趣味はどこまでエスカレートするのやら!
これでドラム編は暫くお休みです。